砂糖中毒はキケン

2020年04月11日

砂糖を摂りすぎると

・妊娠中に高糖質な食事を続けることで、子どもの糖尿病のリスクが高まる
・子どものIQ低下
・糖尿病のリスク
・糖化によるコラーゲンの喪失(ハリツヤが失われる)
・体脂肪の蓄積


砂糖とは何か

二糖類の一種で、ショ糖(スクロース)と呼ばれる。
ブドウ糖と果糖が合わさったもので、強い甘みは果糖によるもの。
ブドウ糖単体ではさほど甘さはありません。
砂糖は主にサトウキビ、てん菜から作られる。


黒糖との違いは?

上白糖との違いは未精製かどうか。白米と玄米の違いと同じような感じです。
未精製な分、マグネシウムなどミネラルが含まれていますがさほど栄養価は変わりません。
健康に良さそうという満足感はありますね。笑


果糖は体に良いの?

果糖はブドウ糖、ガラクトースと同様に単糖類に分類されます。
単糖類は糖質が最も小さい単位で分解されたもので、体内に吸収され、エネルギーとして利用されます。
果糖は果物や蜂蜜に多く含まれており、果物や蜂蜜自体は悪いものではありませんが糖質として
フォーカスするならば決して良いものではありません。

・ブドウ糖より200倍ほど糖化しやすく、摂りすぎは老化の原因
・摂取しすぎると中性脂肪に変わりやすい
・インスリンをほとんど分泌させないため、血糖値上昇させない(血糖値の影響を受けないので油断すると一気に太る)
・すい臓がんのリスクが高くなる

果糖の摂りすぎは健康を害するとの研究結果も明らかになっています。
果物や蜂蜜は果糖のデメリットがあっても、ビタミンミネラルを摂取することでの恩恵のが大きいと考え、
果物は適度な摂取をオススメします!(加工品でなく、生の状態の果物です)


シュガーハイとは

砂糖でテンションが上がり、高揚感を感じている状態。血糖値が急激に上がることで脳の中でβエンドルフィンといって脳内麻薬とも言われる幸せホルモンが分泌されます。この時、麻薬でハイになっているのと同じような現象が起こっています。砂糖は麻薬に匹敵するほど中毒性が高いと言われています。

甘いものを食べれば幸せな気分になる。何もかも忘れられる。この感覚が脳と結びついてしまうと非常に危険です。砂糖中毒とも言われる所以で、悪いとわかっていても脳が勝手に判断して、何かあるとすぐに甘いものを求める体になってしまいます。気づいた時にはいつも後悔、または脂肪となって大きく見た目を変えることになるでしょう。

急激な血糖値の上昇により脳へ素早くエネルギーが供給されるので元気が出たり、高揚感を得ることができますが、それも一瞬。

急激に上がった血糖値はジェットコースターが坂を下るように一気に急降下していきます。インスリンの働きにより血糖値は上がった分だけ同じように下がって行くため、

急降下した分、低血糖状態になりやすく、またすぐに糖を欲します。低血糖状態を脱するには素早く血糖値を上げたいので、吸収の早い単糖類を摂取しがち。

繰り返すことで、毎回余ってしまった血液中のブドウ糖が体脂肪として蓄積してしまうのです。
もちろん甘いものだけでなく多くのブドウ糖が結合してできたデンプン、すなわち米や芋類なども対象になります。


どれぐらいの糖を摂取すれば良いのか

脳は基礎代謝の約20%程のブドウ糖を毎日消費します。仮に基礎代謝が1,500kcalだとするとその2割で300kcal、ブドウ糖75gに相当。
その他組織もブドウ糖を使うので毎日100gの糖質は絶対に必要になってきます。

他には体内では血中に0.1%の割合でブドウ糖が存在するのと(赤血球の唯一のエネルギー源)、肝臓に約100g、筋肉に約250gほどグリコーゲンとして貯蔵しています。

食事から得られる糖質は成人で約300g、摂取カロリーの約60%程度を糖質摂の目標量とすると良いでしょう。
これで目安量は分かりましたね。

次にどんな糖を積極的に摂取すれば良いのか。

糖質プラスαの栄養素を多く含んでいる食べ物、消化吸収が緩やかな食べ物
この条件を満たす食べ物が糖質摂取に最適となります。

『玄米、蕎麦、未精製の小麦、さつまいも』

上記の食品からの糖質摂取をメインにすることで食事内容も健康的になり、
必要な量を摂取できれば痩せやすくなるでしょう。

あくまでも必要な量なので多すぎればどんな糖質も太りますので注意が必要です!

本日は糖質、主に砂糖についてでした。

次回以降はなぜ玄米や蕎麦が良いのかを解説していきます!


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