空腹は最高の調味料

2020年05月19日

いつ誰が言ったか、明確にはなっていないですが、古くから言われてきたようです。

いつでも好きなものを食べられる時代。

毎日決まった時間に食べる食習慣。

本当に空腹ですかと問われたら、もしかしたら空腹ではない時もあるかもしれません。


そもそも日本人が三食食べるようになったのは江戸時代から。それ以前では朝、夜のみ。

はるか昔、狩猟時代には農作物もないのでいつ食事をするか決まっておらず、食料が手に入った時が食事の時間。当然食料のストックを考えれば貴重な食料ですから、お腹が減った時のみに食べていた。メインの食料は肉や魚、木の実が中心であった。

たまに果実がなったときは貴重な糖質補給できるタイミングと、甘い果実はご褒美として脳に『甘いものは美味しい』と強くインプットされ、今でも甘いものを食べると幸せになる。といのは、狩猟時代から刷り込まれてきたものではないでしょうか。

狩猟時代と比べて現代人の脳の発達は大きな違いですが、体の中の仕組みとしてはこの狩猟時代からさほど変わっていないとされています。

その為、糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットというものはこの狩猟時代は太った人はいない、

主食は肉や魚、木の実だったので同じものを食べれば痩せる。ということに繋がっていきます。


話は少し専門的に。

空腹とは読んで字の如く、お腹が空っぽの状態。

体内では下記の反応が起こっています。

小腸より『モチリン』という消化ホルモンが分泌されます。このホルモンは胃を収縮させ、胃に残っているかもしれない食べ物を小腸に送りこませようとします。空腹期収縮とも言い、これがお腹がグーグー鳴る理由です。

更に次の段階として、

胃の中が空っぽが確認できたら胃から『グレリン』というホルモンが分泌されます。このホルモンは脳の視床下部に働いて食欲を出される働きがあります。

お腹グーグー鳴ったあとに空腹感を感じるのはグレリンの働きだったんですね。更には脳の下垂体にも働き成長ホルモンを分泌します。

この成長ホルモンは身長を伸ばしたり、筋肉を合成する命令を出すなど体の成長に重要なホルモン。肌のハリツヤに関してもこの成長ホルモンがターンオーバーを促進させてくれるので、別名若返りホルモンとも言います。

年齢と共に分泌が減少していきますが、トレーニング直後は大量に分泌されます。定期的に運ている人は成長ホルモンの分泌頻度や分泌量が多い為、若々しく見えるのはその為です。

反対に食欲を抑えるホルモンも存在し、レプチンと言います。このレプチンに関しては次の投稿にて詳細を説明していきます。

小難しい内容だったかもしれませんが、空腹を感じる時は体内で正常にホルモンが働いている証拠。


その最高のタイミングでご飯を食べるとなんでも美味しく感じますよね。何でもない食事が空腹の時に食べると物凄く美味しく感じた時は誰もが経験はあるのではないでしょうか。

これが『空腹は最高の調味料』と言われる所以。

僕は夜にちょっといいお店に行く予定がある日は、朝昼の食事量を抑え、事前に筋トレしてエネルギーを枯渇させ、空腹という最高の調味料を自ら意図的に作り出します。

美味しいものをより美味しく感じるのは幸せです。コンビニでパパッと味もろくに味あわず食事をするのとでは雲泥の差。ただ栄養を入れてるにすぎません。

この最高の調味料を使って、食事を楽しんでみてください。無駄な間食で栄養を余分に取ることもないのでダイエット法として使えます。


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