体を壊す食品添加物とは

2020年06月13日

「ハイター」、「カビキラー」に含まれる成分である次亜塩素酸ナトリウム

殺菌、漂白の目的以外にも、食品添加物としての用途もあります。
この食品添加物とどのように関わっていくかが今回のテーマになります。

 

コロナ対策として消毒用に次亜塩素水を使用している施設も多いと思います。
次亜塩素酸ナトリウムと似たような名前ですが用途が若干違います。

まずはその違いから。


次亜塩素水

アルコールよりも細菌、ウィルスを死滅させる範囲が広く、除菌力が強いの特徴です。また、消臭作用もあり、トイレやキッチンなどでも使用可能。
無臭で人体への影響が少ないため、皮膚に直接吹きかけることができます。厚生労働省では食品添加物として認可が下りている。


次亜塩素酸ナトリウム

先に述べたように塩素系漂白剤やカビ取り用洗剤の主な成分となり、強力な漂白作用と殺菌作用がある。

油汚れや皮脂などを強力に分解するため、使用する際はゴム手袋や吸い込み防止のためにマスク着用が望ましい。手で直接触れるとドロッとした感触と共に手が溶けたような感覚になるのは皮脂が分解されているんですね。

素手で触って洗い流した後はカッサカサで肌がボロボロになります。。
やばいのは肌で感じますよね。

殺菌と漂白が大きな特徴で、除菌目的ではないです。


次亜塩素酸ナトリウムの人体における影響とは

最も急性毒性の高い添加物とされ、マウスの実験結果から推測した人体における推定致死量はわずか茶さじ一杯程度とされています。
それほど毒性が強いものではあるので当然扱いには注意が必要です。

ハイターなどにも直接手で触れない、吸い込み防止のために噴霧は禁止など注意事項が記載されています。
次亜塩素酸ナトリウムを常用する洗濯業者には皮膚炎がみられたとの報告もあるよう。
次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で、酸性の液体と混ぜると毒ガスが発生します。混ぜるな危険!の文字も商品に目立つように書かれるぐらいですから気をつけないといけません。


食品への表示

次亜塩素酸ナトリウムは魚介類やカット野菜などに殺菌の目的で使用されています。分解されて食品に残留しないという前提で使われるため、表示は免除されているのが事実。

使用されていても実際のところ消費者の立場では分かりません。
食品に残留しないという前提ではありますが、実際のところは残留しているケースも多いです。

薬っぽい、塩素臭い、少し酸っぱいような味がしたら残留している可能性が高いです。食べたときにこのような味がしたら残留している可能性が高いでしょう。

生鮮食品には使用ができないが、殺菌のために使用した次亜塩素酸ナトリウムが包丁やまな板に残ってしまった場合、食品に付着してしまう可能性もある。

カット野菜やサラダは保存期間を伸ばすために薄めた次亜塩素酸ナトリウムで消毒後、水で洗い流す。流しが不十分であれば次亜塩素酸ナトリウムが残留し食道や胃の粘膜を刺激して荒らしてしまうことになる。

魚介類や、肉類、カット野菜等で薬っぽさを感じたら無理に食べない方がいいでしょう。


自分の身は自分で守る。
自分の体は自分の食べたものでできている。

内面から美しくなるためにはこのような知識も必要だと考えます。

安ければ安いなりの理由があります。
食品の産地、食品添加物の表示、栄養表記など見て分かる情報もあります。

体に良いものを選べば体も喜びます。正しい知識と正しい情報を選択する力も少しづつ身につけていきましょう。

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