筋肉も大事だが、骨も大事!

こんにちは

BODY MAKE GYM MAKI トレーナーの牧です。

今回は『骨』についての話。
少しでも参考になれば幸いです。

・骨折と骨粗鬆症
・カルマグとは
・牛乳のホント
・日光大事
・骨に必要な栄養
・とってはいけない栄養素


骨折と骨粗鬆症

骨粗鬆症と聞けば高齢者がなるものというイメージがあります。

確かに高齢者に多いものではありますが、今回の内容を知ることで将来的にリスクは誰もがあるということを改めて知っていただければと思います。

骨粗鬆症は女性に多く、
骨折は男性に多い傾向にあるようです。

骨密度は男性のが高いのと、比較的男性のが運動量が多い、
脂肪が少ない、骨の弾性が高いことが挙げられます。

弾性とは物体に力を加えているときに生じた変形が、力を除くとともに元に戻ろうとする力。

骨は硬いがゆえ、外力が加わると意外にもパキッと折れやすい。折れることでリスクを避けているともいえます。

例えるならば、割り箸を横に折るような感じ。

骨粗鬆症とは骨の量が減って骨が弱くなり骨折しやすくなる病気。
骨の中がスカスカになれば当然折れやすいですよね。

女性に骨粗鬆症が多いのは閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンが減り、
カルシウム吸着が減ることによって骨密度が徐々に低下し、骨分解が促進するからです。

平均寿命が延びている現在では年齢を重ねるほど骨密度が低下するリスクが高くなる、
無茶なダイエットにより骨密度の低下もあるなど、若い女性でも将来的なリスクを高める可能性もあるので、20代以降の女性は今から骨を強くする対策をしていきましょう!!

 

骨の構造イメージとして

表面はコンクリートで覆われ、中心部分に鉄筋が入ってる様をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

骨粗鬆症は中の鉄筋が無くなってしまった状態と考えると、
脆いコンクリートに中が空洞って、お菓子でいうと『コルネ』状態。

くしゃみをしただけでも骨折してしまうのも納得です。

そんな骨の構成物質として重要な栄養素が、

タンパク質の一つであるコラーゲン
肌のハリにも関係しているコラーゲンは骨の強さにも関係しています。


カルマグとは

カルシウム、マグネシウムの略。
この二つのミネラルは切ってもきれない関係。
相互に作用しあって初めて効果を発揮します。

どちらが多いも少ないもダメ。

カルシウムとマグネシウムが2:1のバランスの時に効果を発揮します。

成長期にはカルシウムを取りましょうと潜在的に考えを叩き込まれた感じがありますが、
カルシウムは水や海藻類にも含まれており、以外と摂取はできる栄養素です。
といっても、毎日適正量を摂取できている方は少ないのも事実。

ただし、牛乳からカルシウムを摂取するのはNGなんです、、

次の項目で説明していきます


牛乳のホント

過去にも書いたことがありますが、

牛乳は多量のカルシウムを含んでおり、カルシウム補給には最高の食材ではあります。

ただし、

牛乳に含まれるカルシウムとマグネシウムのバランスは10:1の比率なんです。
めちゃくちゃバランスが悪いのが事実。

成長期に一日牛乳1リットル飲んでいる子もいたり、僕も好きではない牛乳を無理やり飲んだり、家の冷蔵庫を開ければ必ず牛乳が入っていたものです。

現在は一切ありませんが。

カルシウムは体内において、骨の中に99%、残りの1%は血液中にあります。
牛乳を飲みすぎるとこのバランスが崩れます。

体には『ホメオスタシス(恒常性)』といって、体内の様々なバランスを一定に保とうとする働きが備わっています。

牛乳のとりすぎで体内にカルシウムが増えすぎると、

カルシウム量を元に戻すために骨からカルシウムを捨て、
その他マグネシウムや諸々の栄養素を引き込んで排出します。

この現象を『脱灰(だっかい)』と言います。

カルシウムを摂ってるのに、カルシウムが骨から流出、、
その他、乳を無理やる出すためにホルモン剤を投与された乳牛から排出された
牛乳を飲むとどうなるか、、

おっと、ここではこの話はこれまでにしておきましょう。


日光大事

皆さん、日光は1日にどれだけ浴びていますか?

夏場なら30分、冬場なら1時間程度日光を浴びるようにしましょう。

というのも、日光を浴びることでカルシウムの吸収を促す、
ビタミンDが活性化型となり、うまく吸収されます。

もちろんカルマグ重要ということで、マグネシウムも必要量があって初めて機能します。

 

日焼け対策として、

日傘、帽子、サングラス、アームガード、長袖、長ズボン等、徹底的に対策している人ほど、骨が脆かったりします。

何故ならば日光を浴びる機会が少なく、ビタミンDが活性化せず、カルシウムの吸収がうまくいかないから

1時間以上日光を浴びれば皮膚ガンのリスクも高まりますが、全く浴びないのはNG

赤ちゃんですら国が定めたガイドラインとして夏場なら30分、冬場なら1時間程度日光を浴びるようにとなっています。

適度に日光を浴びること意識してみましょう!

補足

ビタミンDが不足するとくる病になるリスクが高まります。
骨が柔らかく、曲がりやすくなり、伸びにくくなる。
子供が発症すればくる病、大人であれば骨軟化症。


骨に必要な栄養素とは

・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンD
・ビタミンK

この4つが重要です。

カルシウム
小魚、豆腐、納豆、くるみ、ブロッコリー、ケール、緑黄色野菜に多い

マグネシウム
未精製の穀物、ナッツ類、海藻類、バナナなど

ビタミンD
鰯、ニシン、マグロ、鮭、鯖など

ビタミンK
納豆、ヨーグルト、卵黄、海藻類など

ビタミンKは骨芽細胞から骨代謝促進タンパクである、
『オステオカルシン』を分泌


摂ってはいけない栄養素

・トランス脂肪酸(マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング)
発ガン性の羅漢率を上げてしまう

・動物性脂質(肉の脂)
ビタミンKの働きを阻害する

・牛乳
脱灰の恐れ、牛乳に含まれるカゼインがアレルギー反応を促進または炎症作用がある

・単糖類
砂糖のとりすぎは分解時にカルシウムだけでなくマグネシウムを使うため、
体内で不足する可能性がある

さらに、

腸内環境を良くすることも大事!

マグネシウムは元々、吸収率が高くない。
腸内環境が悪いと、さらに吸収阻害が起こったり、タンパク質の吸収率も下がる

腸内環境を整えることも骨を強くするには必要。

適度な運動
適度な日光
適切な食事

これに尽きます。

パーソナルトレーニングではあなたにあった食事指導をして行きます!

ぜひ一度体験にお越しください!


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無理なダイエットは骨粗鬆症のリスクを高める 2

カルシウムの摂りすぎは骨を脆くする

骨を強くするためにはカルシウムが大事。カルシウムを摂るなら牛乳。

と物心つく前からなんの疑問もなく摂取してきた牛乳などの乳製品は、摂りすぎると骨を逆に脆くする可能性があります。

本来、カルシウムとマグネシウムのバランスは2:1が適切とされています。

しかし、牛乳に含まれるカルシウムとマグネシウムのバランスは10:1とアンバランス。

カルシウムのの99%は骨や歯に、残りのわずか1%が血液や細胞に存在し、体内ではこのバランスを常に一定に保っています。

わずか1%のカルシウムは、神経や筋肉の興奮を調整したり、ホルモンの分泌や免疫機能などに関わっています。それらの役割を果たすために1%という割合が保たれているのです。

牛乳を多く摂取しすぎるとこのバランスが崩れ、体内ではバランスを一定に保とうとして骨からカルシウムを分解します。さらにはマグネシウムやその他諸々の栄養素も尿として排出してしまいます。

これを『脱灰(だっかい)』と言います。

骨を強くするためにカルシウムを摂取しているのに、過剰に摂り過ぎれば逆に骨からカルシウムを分解、脆くしているのです。なんとも皮肉な働きですよね。


牛乳は花粉症、アトピーなどアレルギー反応の原因にもなります。

その他の食品でもカルシウムは摂取できるので無理に牛乳からカルシウムを摂る必要はないかと思います。

骨粗鬆症を防ぐ為に気をつけるポイント

日光を浴びること

20~30分の適度な運動

消化管のコンディションを整え、腸内環境を良くする。

飽和脂肪酸や動物性食品の過多、は炎症性反応を促進させ、栄養吸収を阻害する可能性があるので摂りすぎは避ける。その他、単糖類、トランス脂肪酸など。

注意すべき食材
単糖類
乳製品
トランス脂肪酸

オススメ食材
ビタミンK(特に納豆)、ミネラルたっぷりの塩、にがり、海藻類
カルシウム以外のミネラル、マグネシウムをしっかり摂取することが大事です。


コロナの影響で外出を控えることで日光を浴びる機会が減少、わかっているけど家ではなかなか運動ができない、運動不足は免疫力を低下させてしまう可能性もございます。

その点、パーソナルトレーニングは完全一対一で指導させていただいております。

多くの人が集まるスポーツクラブと違い、

・完全一対一
・トレーナーマスク着用
・常時換気
・検温
・手指アルコール消毒
・器具使用後、アルコール消毒

など3密を避けてのトレーニングが可能です。

栄養指導も合わせて実施させていただくので、外面、内面からの万全のサポートで骨粗鬆症の予防はもちろん、免疫力も上がり、コロナに打ち勝つ。更にはアナタの理想のカラダを手に入れる絶好のチャンスです!

コロナ関係なく、やる事をやっている人はカラダがどんどん変わっています。


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無理なダイエットは骨粗鬆症のリスクを高める

高齢者で背骨が曲がっている人をよく見かけるように、骨粗鬆症は老化とともに増加し、80代女性では女性のほぼ半数、男性は20~30%が発症します。

今回はそんな骨粗鬆症とダイエットのリスクについて解説していきます。


骨は表面の硬い部分の緻密質と、中のスポンジの様に網目構造になっている海綿質の2層構造になっており、海綿質はスポンジの様な構造から外力を吸収し、強い強度を保っています。

年齢を重ねるにつれて、骨は新しくつくられるものよりも破壊されるもののが多くなってきます。骨を構成する表面の緻密質は減らないが、中の海綿質が高齢になると半分ぐらいに減ってしまうと言われています。海綿質の量が少なく、骨が折れやすくなる状態を骨粗鬆症と言います。

中のスポンジがスカスカになればただの空洞の様になります。外力を吸収できず脆くなっていれば骨折しやすいのは容易に想像できます。

階段を降りた軽い衝撃やクシャミをしただけで骨が折れたり、背骨が曲がってしまったりと注意が必要です。


骨の様々な機能として、

①体の形を保つ
骨格をつくることで、全身を支えています。家で言う鉄筋のような役割です。

②内臓を保護する
脳や肝臓など重要な器官を、外からの衝撃から守る。

③血液をつくる
骨髄には幹細胞があり、これが分化して赤血球、白血球、血小板などをつくります。幹細胞とはある細胞に変化するように指示を受けると、特定の細胞に変身することができる未分化の細胞。

補足

iPS細胞→人間の皮膚などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力を持つ「多能性幹細胞」に変化します。この細胞を人工多能性幹細胞と呼び、名付け親は世界で初めてiPS細胞の作成に成功した京都大学の山中伸弥教授です。

2012年にはノーベル生理学・医学賞を受賞されています。


骨は成長時のみにつくられるわけではなく、成人してからも絶えず新しい骨がつくられ、古い骨は破壊されています。
骨の中には、骨をつくる骨芽細胞と、骨を破壊する破骨細胞があります。

特に女性においては、閉経後に女性ホルモンの分泌が減り、ホルモンバランスが変わることによって新しく骨をつくる細胞(骨芽細胞)の働きが弱くなります。
また、腎臓の働きも低下する為、カルシウムの吸収を助けるビタミンDがつくられにくくなり、カルシウムの吸収量が低下することも原因の一つです。


ここで問題なのが、若い時に食べないダイエットや過剰な糖質制限を行うことで、カルシウムなどの栄養を適切に摂取せず、さらに運動をしなかった人は50、60代でも骨粗鬆症が始まってしまうリスクも。

また外出時にサングラス、帽子、長袖、長ズボン、日傘、マスクなどで完全防備している方もいらっしゃいますが、そういう人に限って日焼けしないように紫外線には気をつけるが、運動不足で骨密度が低い可能性があります。

何故ならばヒトは日光を浴びることで活性型のビタミンDを合成し、カルシウムの吸収率を高めます。日光を浴びないことでビタミンDの合成がうまくいかず、カルシウムだけ摂取しても骨の形成が適切になされません。

2時間以上外で紫外線を浴びるのはシミやシワ、皮膚ガンのリスクが高まるので確かにオススメはしないですが、適度に20~30分前後は毎日、日光を浴びることで骨を強く若々しく保つことができます。

赤ちゃんですら、夏場であれば30分、冬場であれば1時間前後日光を浴びることがくる病の予防になると国が定めたガイドラインに記載してあります。

肌のケアだけして、日光を浴びず、食事は糖質・脂質たっぷりの食事をしている様では本末転倒。内面からの美しさは手にはいりません。

まずは適度に日光を浴びること、美しくなるための食生活を実践すること。

これが30年、40年後の自分のカラダへの回答になります。骨がもろくなってからでは遅いです。
今、対策をしないと見た目も中身もボロボロになります。

その2へ続く