牡蠣の栄養学

2021年02月24日

こんにちは

BODY MAKE GYM MAKI トレーナーの牧です。

先日亜鉛についての投稿をさせて

いただきました。

今回は亜鉛含有量トップの『牡蠣』について です。


別名、海のミルクと呼ばれるほど濃厚でクリーミーな味わい。
美味しい上に、栄養素も優れている牡蠣は素晴らしい食材です。

牡蠣は亜鉛の含有量が、
全食品の中で最も多いです。

第二位は豚レバー、煮干しは同等の亜鉛を含んでいます。
ただ、100gあたりの含有量になるので乾燥した煮干しを100g食べるというのは難しいので、実質豚レバーが二位になるでしょう。

補足として、牡蠣は豚レバーの二倍以上の亜鉛が含まれています。


亜鉛は非常に多くの役割がある

→詳しい内容はこちらの過去ブログに記載がございます。よろしければ合わせてお読みいただければと思います。
亜鉛について

亜鉛の効果・効能を簡潔にまとめると、

★1000種類以上の酵素との関わりがある

分子構造の構成に必要な酵素は120種以上あり、
どこかしら亜鉛が酵素の構成に関わってくる

酵素とは分かりやすい例で例えると、
食べ物を消化吸収する際に、特定の栄養素を分解するために使うものになります。

唾液の中にも酵素が含まれています。

★糖尿病の改善にも関与

★世界の人口の三分の一が、亜鉛不足と言われている

★精子の活発さや精子量を決める際に
亜鉛が足りてないと不妊の危険因子となる

★免疫システムに関与


なぜ牡蠣はミネラル豊富なのか

牡蠣に限らず、貝類は海水を多量に吸い込む。

有毒から無毒まで一日300~400リットルの海水を吸い込み
不要なものを体外へ排出することで、海水のミネラルバランスを保つと言われる。

貝類が余分にプランクトンなどの栄養を吸収してくれるおかげでプランクトンの異常発生を防ぎ、海水内に酸素が満ち、その結果多くの生物が生きることができる環境が保たれている。

プランクトンが増えすぎるとヘドロが溜まったり、海中の酸素が失われ、多くの生物が死滅してしまう。赤潮。

自分の体内に有毒な物質も取り込むが、自身を正常に保つために
免疫システムに関与する亜鉛が活発化することからミネラル豊富である。

比較的貝類にミネラルが多いのは自身を守るための反応でもある。

亜鉛が活性化すると、メタロチオネインというデトックスタンパクを誘導する

特に牡蠣は汽水領域(河川と海水が交わる場所)に多く存在しており、
ここは海水の塩分濃度が頻繁に切り替わっている。
浸透圧が非常に変動する場所でもあるので

その浸透圧の変化に耐えるために
旨み要素であるタウリンが大量に作られる。


牡蠣の選び方

生食用
加熱用

なんとなく生食用のが鮮度が高いからと思いがちですが、
実際のところは違います。

生食用と加熱用の違いは、

『住んでいた海域の差』なんです

加熱用は河川、川に近いところに生息しているものです。

川魚を食べる際にあまり生食をしないのは、河川の栄養分やプランクトンの栄養豊富な領域で育つとその分、
ウイルスも多いためです。牡蠣も同様にウイルスを含んでいる可能性もあるので加熱用として売られています。

加熱用の牡蠣は山や河川の栄養素を含んでいるので優れている
ただし、ウイルスや菌も多いので必ず加熱して食べるようにしましょう。

生食用と加熱用は好みになりますが、
栄養素や味を考えると加熱用が悪いものではない。

獲れて時間が経ったものが加熱用になるわけではないので
育った環境で分けられている。というのを覚えておきましょう。


食事を気をつけているのに痩せにくいという場合は、亜鉛が不足している可能性もあるので、定期的に『牡蠣』を食べて見てください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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