菜食主義の注意点

2020年12月16日

こんにちは。

BODY MAKE GYM MAKI トレーナーの牧です。

今回は菜食主義の注意点についてお話ししていきたいと思います。

菜食主義、またはベジタリアンの方が聞き慣れているかもしれませんね。
今ではヴィーガンもよく聞くようになってきました。

定義は難しいですがざっくり
肉や魚を食べずに植物性食品を食べる人。
と言われています。

ベジタリアンとヴィーガンって何が違うの?

大きな違いとして、

ベジタリアン
牛乳・鶏卵・蜂蜜はOK
※様々な分類があるためここでは上記はOKとする

ヴィーガン
牛乳・鶏卵・蜂蜜もNG
完全菜食。


問題点

特定の栄養素が摂取できない

野菜を摂取するメリットは誰もが理解しているかと思います。
ただし、野菜に含まれていない栄養素があるのが問題点

その栄養素とは何か

ビタミンB₁₂ (レバー、牛肉、豚肉、卵、魚介類)※植物性食品には存在しない

鉄(レバー、豚肉、牛肉、卵、貝類、海藻類、豆類、小松菜)

亜鉛(肉、レバー、牡蠣、大豆製品)

主にこの三つの栄養素が不足しがち。

特にビタミンB₁₂に至っては野菜には存在しないため、
サプリメントで補うかしないと摂取することができない


ビタミンB₁₂の働きとは

・赤血球を作り、血液を増やし、貧血を防ぐ
・炭水化物、脂質やタンパク質を適切に使われるようにサポート
・成長促進
・神経系の働きを助ける


鉄の働きとは

・赤血球のヘモグロビンの材料
・成長を助ける
・病気に対する抵抗力の増進
・疲労を防ぐ
・鉄欠乏性貧血を防ぐ
・皮膚の血色を良くする


亜鉛の働きとは

・味覚異常を防ぐ
・酵素が正常に働くようにサポート
・細胞の新生や代謝に関わる
・傷の治りを早くする
・タンパク質合成とコラーゲン形成
・成長促進
・コレステロールの沈着を防ぐ
・風邪の症状を和らげ、治りを早くする


どれもカラダづくりにおいて非常に重要な栄養素。
特にトレーニングをして筋肉を増やして引き締まったカラダを
作りたいと考えているのであれば意識して摂取が必要。

鉄分は野菜からもとれるから大丈夫なのでは?

鉄分は植物からも非ヘム鉄という形で摂取は可能です
しかし、動物性食品に含まれるヘム鉄と比べて
吸収率が非常に低いのが問題。

例)100gあたりの吸収率
牛肉 20%以上
ほうれん草 5%以下
肉の方が5~6倍は吸収率が高い

以上のことから野菜からの鉄分摂取は足りない可能性が高い。


もう一つの問題点

ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率は上がるが、
鉄分を摂取したとしても、ビタミンB₁₂の働きで本来は赤血球が血管内に吸収できるようにサイズを小さくしてくれるが、
赤血球のサイズが大きいまま小さくならずに毛細血管の中を通ることができない。
この分子が大きすぎて吸収できないのを『巨赤芽球性貧血』と言う
一種の悪性貧血

ビタミンB₁₂は野菜には含まれていないことを考えると、

野菜から鉄分をとりまくったとしても、体内で吸収できる形にならなければ
意味がありません。

以上のことから、菜食主義はカラダづくりにおいては注意が必要です。

しかし、野菜を摂取するメリットは計り知れないので一般の方もダイエットをする際は野菜は多めに摂取するのが良いでしょう。

菜食主義の方は摂取できない栄養素に関してはサプリメントをうまく活用しながらダイエットやボディメイクをしていくと健康を損なうことなく、理想のカラダに近づけると思います。

 


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